広告や検索からアクセスはあるのに、サービス内容を見てもらえず、問い合わせにもつながらない。そんな状況にお困りではないでしょうか。
原因の一つは、訪問者が必要な情報を探しにくいことです。社内の部署名や専門用語をそのままメニューに並べると、初めて来た人は次にどこを押せばよいか判断できません。
この記事では、Webサイトのナビゲーション改善について、メニューの整理からスマートフォンでの確認、効果測定まで、中小企業でも始めやすい手順を紹介します。
株式会社ラクボは、デジタルマーケティング・DX支援の広告代理店として、SNS運用、LINE施策、SEO対策、採用マーケティングなどの課題に向き合ってきました。10年以上のデジタルマーケティング経験と専門知識を活かし、実践的な情報をお届けします。自社の集客や導線を見直したい方は、お気軽にお問い合わせください。
Webサイトのナビゲーション改善が必要な理由

ナビゲーションとは、メニューやページ内リンクなど、利用者を目的の情報へ案内する仕組みです。トップページだけでなく、検索結果や広告からサービス詳細に直接訪れる人にも、現在地と次に進む先が分かる設計が必要です。
Baymard Instituteが2026年10月に更新した調査では、米欧180以上の主要ECサイトのうち、ホームとカテゴリのナビゲーション評価が「平凡〜低い」サイトはPCで61%、モバイルで65%でした。ECサイトを対象とした評価ですが、情報の探しやすさを点検する重要性は企業サイトでも参考になります。
例えば、サービスの説明を読んだ人が料金の目安や事例を探せなければ、問い合わせ前に離れてしまう可能性があります。アクセス数だけで判断せず、必要な情報にたどり着けるかを確かめましょう。次に、実際のメニューを整理します。
迷わず探せるメニューと導線を設計する

まず、訪問者が多い目的を「サービスを知りたい」「費用を知りたい」「実績を確認したい」「相談したい」などに分けます。各目的に対応するページを一覧にし、ページ名とメニュー名を利用者に分かる言葉へ揃えます。
例えば「ソリューション」だけでは内容が伝わりにくい場合、「サービス一覧」や具体的な支援名を使います。メニューに項目を詰め込みすぎず、関連する情報をまとめたうえで、必要なページへ進めるようにしましょう。
各サービスページには、支援内容の次に事例、費用の考え方、問い合わせへ進めるリンクを置きます。どのページからでもトップに戻れることに加え、現在地を示すパンくずや関連ページへのリンクも確認します。次は、その導線をスマートフォンで試します。
スマートフォンで使いやすい表示を確認する

スマートフォンでは画面が狭く、メニューの開閉やリンクのタップが負担になりがちです。実機でメニューを開き、文字が読めるか、項目を押し間違えないか、閉じた後に元の画面へ戻れるかを確認します。
問い合わせなど重要な導線を固定表示する場合は、本文や入力欄を隠さない位置に置きます。拡大表示やキーボード操作でも利用できるか、メニューの状態が分かるかも確認しましょう。W3Cのウェブアクセシビリティの指針も、明確で一貫したナビゲーションや異なる画面幅への対応を推奨しています。
社内で見慣れた担当者だけでなく、初めてサイトを見る人に「サービスの内容を調べて相談先を見つける」と依頼し、迷った箇所を記録します。その結果を、数字の確認と合わせて改善につなげます。
改善効果を測り継続する方法とよくある質問

改善前に、サービスページから問い合わせページへの移動数、問い合わせ完了数、端末別の状況を確認します。分析ツールのイベントが正しく設定されていることを確認し、変更日と対象ページを記録しましょう。アクセスの季節変動や広告配信の変更も結果に影響するため、前後の数値差だけで改善の効果を断定せず、同じ条件で比較します。
よくある質問をまとめます。
Q. メニューは何項目にすべきですか?
A. 一律の正解はありません。利用者の主要な目的を優先し、実際に探せるかテストします。
Q. すべてのページを改修する必要がありますか?
A. まず流入が多く、問い合わせに近いページから確認すると進めやすくなります。
Q. 問い合わせボタンを増やせば成果は上がりますか?
A. 数を増やすだけでは不十分です。必要な情報を読んだ後、自然に次へ進める位置を検証します。
Q. 効果は何で測りますか?
A. 問い合わせ完了に加え、目的ページへの到達や利用者が迷う箇所を合わせて確認します。
Q. ナビゲーションだけで問い合わせは増えますか?
A. 提供内容、料金、信頼材料、フォームの使いやすさも影響します。導線とあわせて見直しましょう。
ラクボでは、Web制作・改善や広告運用を通じ、集客からサイト内の導線、問い合わせまでを一体で考える支援を行っています。自社サイトの課題が分からない場合は、現状のアクセスや問い合わせ状況とともにご相談ください。











