広告の配信を外部パートナーに任せたり、社内の担当交代があったりして、誰が広告アカウントへ入れるのか把握しきれていないことはないでしょうか。
広告アカウントは、配信設定だけでなく予算、請求、計測用タグなどにもつながります。必要以上の管理権限を残すと、退職者や使っていない連携先が残り、誤操作や不正利用に気付きにくくなります。
この記事では、広告アカウントの権限管理を整え、不正利用を防ぎながら社内と外部パートナーが運用を続けるための4つの手順を解説します。
株式会社ラクボは、デジタルマーケティング・DX支援の広告代理店として、SNS運用、LINE施策、SEO対策、採用マーケティングなど、様々なマーケティング課題に向き合ってきました。10年以上のデジマ経験と専門知識を活かし、中小企業様から大手企業様まで、お困りごとを解決するための実践的で信頼性の高い情報をお届けします。広告運用の体制づくりに迷う場合は、広告運用に関するお問い合わせからご相談ください。
利用者と連携先を一度に棚卸しする

まず、広告媒体ごとに「社内担当」「代理店・制作会社」「管理者」「請求を確認する人」を一枚の担当表にまとめます。メールアドレス、役割、付与日、最終確認日を残すと、在籍状況や契約終了に合わせた削除ができます。
Google 広告ではアクセスとセキュリティ画面で利用者を確認でき、管理者が一人だけにならないようにできます。広告主がアカウントの所有者を明確にし、支払い情報と緊急連絡先を社内で保管することも欠かせません。まずは実態を見える化して、次の権限設計へ進みましょう。
役割に合わせて最小限の権限にする

閲覧だけで足りる人、入稿やレポート作成を行う人、利用者や請求を変更できる人を分けます。日常運用をする担当者へ、利用者追加や支払い方法変更までできる管理者権限を一律に渡す必要はありません。
外部パートナーには、個人の共有IDではなく組織の管理画面から必要なアカウントだけを招待します。契約終了日を担当表に入れ、作業終了と同時にアクセスを外す流れを決めると、引き継ぎも安全です。Google広告でリードの質を改善する実務チェックのような改善作業も、役割を分けたうえで進められます。
強い認証と変更時の承認を組み合わせる

管理者アカウントには二段階認証やパスキーを設定し、認証コードやパスワードをチャットで共有しない運用にします。ログインを促すメールを受けても、メール内のリンクから入らず、普段使う管理画面を開いて通知を確認する習慣が有効です。
予算の大幅な変更、支払い情報の変更、管理者追加は、実行者と承認者を分けます。金額の基準や連絡先を先に決めれば、急なキャンペーン変更でも確認を省かずに済みます。AIを使った広告施策でも、Google広告 AI Maxの運用手順の前提として、この権限設計を整えることが重要です。
月次監査で不要な権限と異常を見つける

月に一度、利用者一覧、管理者数、外部連携、請求先、変更履歴を確認します。見覚えのない管理者、急な予算増額、意図しない自動化ルールがあれば、変更日時と内容を記録して媒体の公式窓口へ相談します。疑わしい変更を急いで消す前に、状況が分かる画面を保全することも大切です。
監査は事故を疑うためだけではありません。代理店との役割や社内の承認経路を更新し、運用の属人化を防ぐ時間です。広告の成果確認は、GA4でAI流入を計測する方法と合わせて、権限を持つ人と見る指標をそろえると判断が早くなります。
広告アカウントの権限管理でよくある質問

代理店に管理者権限を渡してもよいですか?
必要な作業と契約範囲に応じて判断します。請求や利用者管理まで必要かを分け、管理者を渡す場合も広告主側の管理者を残します。
退職者の権限はいつ外しますか?
最終勤務日までに外す段取りを人事・情報システム・広告担当で共有します。共有メールや連携ツールも同日に確認します。
管理者は一人でも問題ありませんか?
不在時に復旧や引き継ぎが止まるため、社内に少なくとも二人の信頼できる管理者を置くのが安全です。
不正利用が疑われるときは何を確認しますか?
利用者、変更履歴、予算、請求、連携先を確認し、証跡を残してから媒体の公式サポート手順に沿って連絡します。
小規模でも月次監査は必要ですか?
少人数ほど兼務や共有が起きやすいため有効です。短時間でも担当表と管理者一覧を確認する習慣を続けます。
広告の運用体制と改善の優先順位をまとめて整理したい場合は、株式会社ラクボへお問い合わせください。












